7月後半に、弁護士向けのセミナーに登壇予定です。
セミナーテーマは「弁護士の業種特化」です。先日も、山本弁護士(ベンチャー支援が専門で、自身もベンチャー企業の社長)、藤井弁護士(IT企業の顧問に特化)と私(医療機関の顧問に特化)の3名で、ざっくばらんにお話しをさせていただいたところでした。
今回は、コンサルティング会社主催のセミナーで、お話をすることになりました。
医療機関の顧問に特化することになった経緯や利点、苦労した点などをお話しする予定です。
このようなセミナーに登壇すると「競争相手が増えるのになぜ登壇するのか」と聞かれることがあります。確かに、私のノウハウを公開することになるので、競争相手の弁護士は増えるかもしれません。
しかし、医療機関を支えたいという弁護士が増えれば、医療機関の経営環境や医師・医療従事者の労働環境はもっと良くなると思っています。「弁護士を依頼する」ということに対する拒否感も少なくなるでしょう。
一緒に医療機関、医療業界をよくしたいという弁護士が増えることは、決して悪いことではないと思っています。
本ブログについての質問と回答・解説
Q. 今までどのようなセミナーに登壇しましたか?
A. 弁護士向けセミナー、人工妊娠中絶における患者及び配偶者の同意をめぐる問題点について、厚生局による「個別指導」にどう対応すべきか?など、様々なテーマについて登壇の経験がございます。
こちらに登壇したセミナーの詳細がありますので、合わせてご覧ください。
Q. 是非セミナーをお願いしたいのですが。
A. ありがとうございます。こちらから当事務所まで詳細をお問い合わせください。
Q. 業種特化とは何ですか?
A. 特定の分野の業種や業界の情報を詳しくよく知っていること。 複雑化する業界に対し、重要性がもっと高まっていくと思われます。
Q. 業種特化している弁護士に依頼するメリットは何ですか?
A. その業種の高い専門性のノウハウを豊富に持っているので、適切なサービスが出来ます。また業種におけるニーズを的確に把握しているので、成果が大きく違ってきます。
本ブログに関連する質問と回答・解説
Q. 弁護士向けのセミナーではどのような内容を話すのですか?
A. 業種特化の法律事務所の顧問獲得ノウハウや、顧問契約を獲得するにつれて増えていく業務の効率化、さらに、よつば総合法律事務所の営業スタイルなどのお話をしました。
Q. 医療機関向けのセミナーではどのような内容を話すのですか?
A. 過去には以下のような事をお話しました。
- 残業代や解雇などの労働問題
- クレーマー対応
患者さんからのクレームに苦慮している病院や医院は少なくありません。 - 行政への対応
- 未収医療費の問題などの債権回収
Q. 医療機関の顧問に特化しているという事は、相続税の相談もしてもいいのでしょうか?
A. 事業承継や相続の問題が生じているという依頼者はいらっしゃいます。よろしければ是非一度現状分析やお困りの点をお聞き致します。
Q. 交通事故の患者さんも来院しますが、交通事故に関するセミナーの内容はどのような事を話していますか?
A. 整形外科医の先生や整骨院様向けに以下のような事をお話しました。
- 弁護士の立場から見た交通事故診療の様々な問題
- 交通事故診療
- 交通事故賠償や後遺症の事
- 保険会社対応初診の問診時の留意事項
交通事故賠償の分野は、医療と法律が交錯するので、医療分野と法律分野がお互い理解する事の重要性を実感します。
医療業界の課題について
現在の医療業界は、医師や看護師の数が不足しており、人手不足や離職が深刻な問題で、経営状況が芳しくない医療機関もあります。
以上