顧問契約をいただくきっかけ

今月は2件、クリニックから顧問契約をしていただきました。
ありがとうございます。

顧問契約していただくきっかけとしては、

  • 「労務問題が発生した(又は発生しそうだ)」
  • 「医療費の未払いの問題が生じている」
  • 「事業承継等、相続の問題が生じている(又は発生しそうだ)」
  • 「クリニックを開業した」

という先生方が多いですね。

可能であれば、病院・クリニックにお伺いし、現状分析を含めお困りの点が無いか等をヒアリング致します。お気軽にお問い合わせください。

先生方が本業に専念できるようサポートしていきたいと思います。

本ブログについての質問と回答・解説

Q. 医療分野に特化していますか。

A. 医療分野に特化した顧問契約となります。

医療法人の経営経験があります。

担当する弁護士は、数多くの医療機関の顧問となっていることに加え、実家が開業医であり、父、弟、義理の兄、義理の妹が医師、叔父が歯科医であることから、法律分野に限らず、医療機関の経営に関する理解・ノウハウがあります。

また、担当弁護士は、自らも医療法人理事として診療所の経営を行った経験があり、実体験を基にした実践的なアドバイスをすることができます。

最近では、医療機関のM&Aや事業譲渡の取り扱いも増加しており、事業承継や相続対策から承継後の経営の安定化まで対応することができます。

医療機関のトラブルに迅速に対応することができます。

法的な問題が生じた後の対応には限界があります。
例えば、すでにこちらに不利な内容で契約を締結してしまっていた、従業員を解雇したら解雇無効の訴訟が提起された、厚生局からの個別指導に自分で対応したところ多額の自主返還を求められてしまった、といった場合の対応です。

このような場合には、早いタイミングで顧問弁護士が介入していれば、ダメージを軽減することができます。

具体的には、契約締結場面においては契約締結前に契約書の内容を精査し不利な内容の条項を変更する、従業員の解雇の場面では解雇を行う前に退職勧奨を含めた事前対応を行う、日ごろの業務を行う際からカルテの記載事項等についてアドバイスを受ける、といった対応をとることができます。

しかし、顧問弁護士との連絡に何日も時間がかかっているようでは無意味です。

当事務所の医療分野の顧問契約では、顧問先医療機関との連絡には、チャットアプリ(チャットワークⓇ)を導入しています。

チャットワークでの相談では、365日24時間以内に顧問弁護士から回答を受けることができます。いつでも、気軽に、すぐに顧問弁護士に相談できる状況を提供します。

Q. 顧問契約を締結すると、どのようなサービスを受けられるか教えてください。

A. 以下のようなサービスを受けることができます。

チャットで相談

チャットアプリを用いて、顧問弁護士といつでもチャットで相談することができます。医師ご本人からの質問でなくても、事務長の方や担当者から直接ご相談いただけます。

365日24時間以内に回答を受けられます

チャットでの相談については、365日24時間以内に顧問弁護士からの回答を受けることができます。

労働問題/労働審判・訴訟

トラブルを起こす従業員に対する退職勧奨を含めた問題社員への対応、従業員からの残業代の請求に対する対応といった労働問題に迅速に対応します。

契約書作成・チェック

契約書作成場面において、法的リスクを予防します。不利な内容での契約締結を防ぎます。

クレーム対応・トラブル対応

モンスターペイシェントからのクレームについて、対応のアドバイス又は代理人として対応いたします。

債権回収・未払金回収

医療費の未払いが発生しているような場合には、弁護士名での内容証明郵便の送付、代理人としての対応を行います。

個別指導への帯同

個別指導の通知があった場合、事前に指摘事項等の検討を行い、個別指導に帯同し、不当な処分がなされるのを防ぎます。

以上

文責:弁護士 川﨑翔